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トップに躍り出ると一気に足をすくうような力学がでるのがこの時期の大統領選予備選(実際にはまだ始まっていないので「影の予備選」)。シリアとウクライナがあった分、ウォーレンは自分への総攻撃をさけることができたのかと思います。
トランプ氏が表明したシリア北部からの米軍撤収方針を各候補が議論をした。「アメリカ・ファースト」という意味では、トランプさんの方針は一貫しているように見えるのだが。となると、在韓米軍は?
ウォーレン候補は医療皆保険を主張する。しかし、その為には10年で更に32兆ドルもかかってしまう。
"やはり、お前は(大統領になったら)税金を上げるつもりか?"と他候補から聞かれるも、ウォーレン候補は明瞭な解答を拒否。そこを更に Yes か No かと突っ込まれる。

おまけに、同じように皆保険を主張するサンダース候補が "税金は上がるだろうと認めた方がいいんじゃない?" なんて言うものだから、ウォーレン候補はますます窮地に…とBBCは報じています。
https://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-50064723

少なくとも、オープンな議論になっている点は羨ましいです。今後の凄まじい高齢者の超高額医療を、数、懐ともに先細る現役世代が負担するような"空気"になっている日本から見ると。
サンダース氏が出て来たのには少し驚いた。元気そうだが健康の問題で長くは予備選活動で残れる事は無いだろう。バイデン氏の人気が少しづつ下がっている中で注目されるのはウオーレン候補で他の候補者も彼女を攻撃している。国民皆保険などスローガンはハッキリしているがそれを実施する方策についての言及がなく批判されている。サンダース氏が撤退すると彼の支持者はウオーレン候補に回る可能性があり彼女の立場が強くなる。トランプ氏も彼女が社会主義者で反アメリカ的だと言って喚くだろう。
トランプ外交は失敗続きで弾劾調査で新たな事実が出て彼の支持は着実に下がるだろう。これからアメリカ経済がどうなるかが大きく影響されると思うが、不満を表明している若者層が選挙運動で大きく貢献するするとウオーレン候補が有利になりそうだ。そろそろ女性の大統領が出ても良い頃だと思う。
いよいよ!!!な感じで、これから寝不足の季節になります。討論会だけじゃなくて、各地で行われる選挙活動もネットで見ないと(笑) 

討論会はいいけれど、地方の選挙活動の様子は大手メディアは勝手編集してしまうため、ネットでチェックしないと正しい様子は分かりません。特に保守の動向とトランプさんの言っていること、支持層の様子は、大手メディアではなく、ネットでチェックがお勧めです