拡大期に突入したSiC、関連各社がビジネス活発化
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桁が変わるレベルでの設備増強は、一気に状況が変わる可能性もある。最初は供給過剰で厳しい時期も出てくるのではないかと思うが、そういうサイクルを経て値段も下がりながら普及するのが半導体の常。
ウエハサイズも大きくなりながらのキャパ増の模様。シリコンではここ20年ほど12インチから大きくなっていないが、過去にはウエハサイズが変わるときが一番プロセスの均一性の担保が難しかった。それゆえにキャパ増するが歩留まり悪く、最初はアウトプットが上がらず、設備投資が続けられて歩留まり改善と併せて一気に供給過剰となるようなサイクルがあった。SiCだとどうだろう?
『SiCウエハーで世界シェアの6割を握る米クリーは5月、SiCの生産能力拡大に今後5年間で総額10億ドルを投資すると発表した。SiCおよびGaNデバイス(GaN on SiC RF)とSiCウエハーの生産能力を、24年までに16年7~9月期時点に比べてそれぞれ最大30倍に拡大し、自動車の電動化や5G向けの需要拡大に対応する考えだ。』