[リヤド 13日 ロイター] - サウジアラビアのジュベイル国務相(外交担当)は13日、紅海で起きたとされるイランの石油タンカーへの攻撃について、サウジは関与していないと言明した。

イラン国営メディアは、サウジ西部の港湾都市ジッダ沖の紅海で11日、イラン国営石油(NIOC)が所有する石油タンカーがミサイル2発による攻撃を受けたと報じた。NIOCは声明で、2発のミサイルの攻撃を受けたとしたが、サウジから飛来したとの報道は否定した。[nL3N26W1G7]

ジュベイル国務相は、リヤドで記者団に対し「われわれは、そのような行動はまったく取っていない」と述べ、関与を否定。状況はまだ完全に分かっていないとし、「結論を急ぐ前に何が起きたか調査すべきだ」と指摘した。