シンガポール通貨庁、16年以来の金融緩和-さらなる緩和も示唆
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シンガポールも金融緩和へ。今日は、7−9月期の実質GDP成長率(経済成長率)も発表されています。市場コンセンサス予想は前年同期比+0.3%でしたが、同+0.1%という結果に。製造業がマイナス成長となりました。
速報値ですので、確定値を待つ必要がありますが、テクニカルリセッションは避けつつも、4−6月期に続いて同+0.1%という低空飛行。これは当局は予想済みであり、金融緩和についても市場で観測が上がっていました。とは言え、同+0.1%という成長率は、過去約10年で最も低い成長率。
7−9月期のGDP発表についてはこちらの報道を参照。
前期比では+0.6%成長。
https://www.channelnewsasia.com/news/business/singapore-economy-grows-0-1-in-q3-avoids-technical-recession-11997366
今後のシンガポールの景況感については、各種指標をいつもより細かめに観察していく必要があると思われます。7月の米国FRBによる約10年ぶりの利下げに追随する形で、ニュージーランド、メキシコ、インド、タイなど多くの国で続々と利下げが実施され、シンガポールも金融緩和に舵を切る。
このような状況で、消費税増税をしている愚かな国があるが、消費税減税、大規模な財政出動をしないと、また一人負けになってしまう。