【台風19号】相次ぐ企業店舗の計画休業、企業意識に変化
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ドイツ在学中の大学生です。ドイツでは毎週土日が休みで、特に日曜日はスーパーもコンビニ(ドイツではキオスクという)も閉店で、住民は土曜日の夕方にこぞって買い物に行き、土曜日の21時00分を迎えるとすべてのスーパーは閉店してレジも全く取り合ってくれなくなります。
日曜日は営業しているパン屋も祝日は本当にレストランもパン屋も閉店してます。しかし、生活していてまったく不便は感じませんので、あ、休業ってしても大丈夫なんだ、って思うと変わっていくかもしれないですね。
一方で休業にすることのGDPへの影響はやはりあると思いますが、そこを生産性で補えると社員のワークライフバランスも改善、効率もアップしいいですね。「これまで社会的責任として営業継続にこだわってきたが、最近は従業員への配慮を重視する空気がある」
従業員の安全を軽視するような心ない企業の対応は、一気に拡散するようになりましたね。一人の従業員のユーモアと皮肉を交えた投稿が企業ブランドに与えるインパクトが大きい。今回の台風でも「内定者研修絶対に来いよ」とか「周囲のコンビニは全部閉まってるのに出勤している自分何?」とかSNSで数多くバズっていました。
企業としては短期業績より中長期エンゲージメントをとった方がROIが高いケースが増えてきていると感じます。これはこれで良いと思いますが、あくまでも災害時対応の話であって、24時間営業や年中無休の要否とは全く関係ないです。
そもそも前もって鉄道の運休が決まっていたのだから、営業続行など無理なのであって、企業側の価値観が変わったかどうか判断はできません。
そのあたりをシームレスに無自覚に混同してしまうのは違うと思います。
私は日本のサービス業が持つホスピタリティは、たとえ産業全体の効率指標が名目的に悪く出たとしても、誇れるものだと考えていますし、少なくとも消費者として十分すぎるほどにその恩恵に預かっています。