トヨタ系が利回りゼロ社債 国内初、200億円発行
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今はマイナス金利の金融環境です。さらに企業サイドの設備投資意欲は小さいため、銀行のバランスシートの左側で稼ぐのが難しい。
銀行は、手元にお金を寝かしていると日銀当座預金でコストかかります。コストがかかるくらいなら本件のようにゼロでも運用したい。
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また、同じ理屈で、銀行にとり今は預金(銀行のバランスシートの右側)は欲しくない環境です。でも預金が集まってしまうので、預金を実質的にマイナス金利にするために、銀行サービスの手数料を引き上げる努力をして採算を確保したいところです。金融緩和の一環だとしても金利0の社債を日銀が"高値で買う" っていうのは損しにいってるように思えて、僕には良く分からない。
一般人の僕がから見れば日銀は銀行とか上の方でお金をジャブジャブにしている感じで下々にその良い影響がきていない感じがする。これまでもほぼゼロ利回りの社債は発行されていましまたが、ついにゼロまで下がったようです。
日銀がマイナス利回りでも社債を買っているのが原因ですね。
それでも、企業からするとスプレッド(国債対比での上乗せ利回り)は、国債が3年でマイナス0.3%なので結構乗せています。
そのため欧州のように、マイナス利回りでの社債発行が出てもおかしくないのですが、わずかなマイナス(金利を逆に受け取れる)になっても発行体に大きなメリットはなく、投資家との関係やイメージ上、最初の1社になりたくないといったことがあるようです。
どこかが出せば続々でるかもしれません。