詳報・秋の労使協議会 トヨタは変われるのか ぶつかり合う本音
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注目のコメント
現場の鬼と言われた鍛造工場時代の話をする河合副社長の話には、やはり胸が熱くなります。
でもトヨタは大企業病に陥っています。それを最も苦々しく思っているのは、豊田章男社長本人ではないかという気がしています。
若手社員のビジネスクラスが当たり前になっていたトヨタを創業者豊田喜一郎はどう思うでしょうか?(章男は超お坊ちゃんの孫)
日本には自動車など作れないと言われた時代に国力を高めるには自動車産業が必要だとし、故障ばかりトヨタに乗った人々も国産自動車に乗ってくれていたんです。
お金がないから、TPSが生まれ、今は世界中でリーン生産と呼ばれたりしながらも、海外にTPSが広まっているのです。
そのトヨタが変われないと、経営層から言われること自体、恥ずかしいと思えてなりません。
トヨタウエイの特集に伊那食品工業塚越最高顧問が登場していますが、つくづく創業精神が薄れた層が知らぬ間に贅肉のように存在しているとしたら、残念でなりません。
トヨタが「好待遇」是正へ 若手社員の出張でビジネス→エコノミー検討
http://www.sankeibiz.jp/smp/business/news/191106/bsc1911060500008-s1.htm記事の中で豊田社長が「責任は私が取るのでどんどんやろう」と言っていますが、これが本当なら挑戦したい人にとって、理想的な環境ですね。 田原工場がLEXUSの新規車種の生産立ち上げに、3ヶ月前倒しで成功したという偉業は、まさに「新しいこと」にチャレンジした結果! こうやって成果として現れているのを目の当たりにすると、社長の発言の重要性が伝わってきます。
「責任は私が取るのでどんどんやろう」
「幹部職、基幹職が変わらない限り、会社は変わりません。変わり切れていない職場・人について、特にマネジメントへの課題を含めて、組合の問題意識をお伺いしたい」
→評価体系が気になりますよね。
責任取らずにリスクをとれるなら、なんでもやってしまいそうですが。
人間力を評価するのも難しくて、主観をどう解釈するのかが問題。
現場主義も全ては中間管理職次第ですよね。
「時間・お金のムダを徹底的に削減するという意識を持つ」
→これは結構難しくて、無駄を省くから業務効率が上がるかといえば、そうでもない。雑談や無駄遣いから思わぬ成果を受けることもあり、その機会を損失するのももったいないですよね。