「自動車の生みの親」がEVに求める「本質」とは何か?
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通常の自動車は、何10年もの量産経験からの数多くの設計変更を経て、独立に分業ができる部分(独立の保てる振れ幅)と、相互依存する部分がはっきりして来た、ということです なので新しいコンセプト(EV)の詳細設計するにも、クリーンシートで始めるべき、という強い意志を感じますねぇ、コレ↓ サスガ (ガンコというか定石どうりというか、でもスキ)
で、 CASEは?
「通常、自動車の開発は、パワートレインやエクステリア、インテリアと分業で動く。しかしEVはバッテリーやモーターなど、新しいコンポーネントがあって、それぞれが互いに大きく影響する。
そこで、ケルツ氏は「電気自動車などで経験を積んだエキスパートを集めてひとつのチームにまとめ、開発スピードを上げるために可能な限り統合し、従来よりもコンパクトなチームとした」という。
開発においては、内燃エンジン車と異なる様々な開発や検証が必要となる。内燃エンジン車と比較した場合に、車両のパッケージングや重量増、衝突安全性、生産性など、様々な課題があるからだ。」
来月munich工科大で(あ、oktoberfest後です)、業界の方とお話しする機会があるので、ちょっと今の独自動車業界全体の雰囲気わかるかもですねぇ CASE直接関わっていない技術者の方々ですが、かえってそのほうが全体をよく見ていらっしゃる場合が多いので昔(30年前)のメルセデスなら
「The Best or Nothing.(最善か無か)」
はすんなり入ってきたのですが。
少なくともロジックは頑ななまでに外さない。
そんなイメージ。
今のメルセデスを見てると、ひとまずコクピット周りはロジックなんてのより見映え重視のようですね。
特に液晶メーターパネルの角度は酷い。
上から見下げるドライバーの視線を無視した直立の角度。
映り込みを避ける為なんでしょうけど、雑すぎる。
同じ液晶でも他社はもっとマトモです。
コレだけで私はイヤになります。
昔のメルセデスは、正解か否かは別にして、全てロジックは通してました。自らの信念で。
そこがメルセデスの魅力であり、存在理由でした。
この杜撰な液晶角度はどんなロジックなのか、ぜひ聞いてみたいものです。製品オリエンテッドな感じがしますが、BMW亜種のテスラの対抗軸としてメルセデスがEQCをどのように仕上げたのか興味有りますね。
残念ながら、CASEを打ち出したメルセデスがどのようにサービスを提供していくのか?EVビジネスを回していくのか?は記事では触れられてません。
Car2GoやMoovelなどの非所有MaaSと、メルセデスの所有は二律背反なのではと思ってしまいますが、EQC所有者が非稼働時にシェアリングするんでしょうか?ビジネス的には製品コストを回収した上でシェアリングのマッチングサービス収益が加わりますが、高級車を保有する人に何らかのインセンティブを与えないと行動変容は難しい気がします。