[9日 ロイター] - 米消費者団体が発行するコンシューマー・レポート誌は8日のリポートで、米電気自動車(EV)大手テスラ<TSLA.O>の駐車場での自動運転車呼び寄せ機能「スマート・サモン」は「誤作動しがち」で、断続的にしか機能しないとの見解を示した。

米運輸省道路交通安全局(NSTSA)は先週、「モデルS」の駐車場での衝突事故が相次いでいるため、調査に乗り出したと発表していた。

同誌の自動車試験部門のシニアディレクター、ジェイク・フィッシャー氏は「十分な試験を経て消費者が使える準備が整ったテクノロジーではない」と指摘。「消費者は理科の実験に参加する機会を得ているようなものだ」と述べた。

取材に対し、テスラのコメントは得られていない。