ドイツで発砲、2人死亡 「ユダヤ教の会堂が標的」との報道

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注目のコメント

• 塩崎 悠輝

  静岡県立大学国際関係学部 准教授

  ・2019年10月10日

  昨日はユダヤ教の最も重要な祭日の一つ、ヨム・キプル（贖罪の日）でした。シナゴーグにユダヤ教徒が多く集まる日です。現場のシナゴーグには８０人がいて、その中には米国人（のユダヤ教徒）も10人いたとのことで、米国政府も事件を重要視しています。
  　幸い、犯人はシナゴーグの中には入ることができず（さすがに迫害の歴史のあるユダヤ教徒はセキュリティが徹底しています）、外で銃撃して回りました。もし中に入っていたら、被害が増大していたと考えられます。
  　犯人は、カメラを装着して、銃撃の様子を実況中継配信していました。「全ての問題の根源はユダヤ人である」「ホロコーストは無かった」などと主張した後、重厚な扉にショットガンを連発して侵入しようとしたものの、扉はビクともしていない様子も映っていました。