プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
コメント
注目のコメント
ビエラさんの朗らかな性格のせいでしょうか、こうしたストーリーにありがちな苦難と戦う美談という感じではなく、すっきりと読み下して、そして学ぶべきポイントを得られる内容です。聖なる偶然に、ビエラさんの全身全霊を傾ける姿勢が加わり、ここに導かれた印象です。
論旨からは外れますが、以下の南アの現状は知っておくべき事実だと感じました。
①黒人が土地を買うことは、アパルトヘイトが撤廃されて20年以上たった今も、非常に難しい
②土地の7割以上が、人口の1割に満たない白人によって支配20年前に南アフリカを訪れた際には、まだ、白人と黒人の生活エリアが柵でクッキリと別れていました。
制度が変わっただけではだめで、こうした個人の活動が積み重ねられることで、意識の変化が大きなものになっていくのでしょう。
「黒人が土地を買うことは、アパルトヘイトが撤廃されて20年以上たった今も、非常に難しいことです。
最新の調査結果では、南アフリカの土地の7割以上が、人口の1割に満たない白人によって支配されていて、残りの9割弱の黒人は土地を入手できない現状があります」
「大学には、その数年前にアパルトヘイトが終わりを迎え、白人が支配するワイン業界で活躍する非白人の人材を育成し、業界を「ブレンド」する目的がありました」10月11日の「国際ガールズデー」、みなさんはご存知でしょうか?
文化的、経済的な理由によって困難に直面する女の子を応援する日です。
まさに多くの壁に立ち向かい、南アフリカで初の女性黒人ワイン醸造家となり、さらに独自ブランドまで立ち上げたヌツィキ・ビエラ氏に話を伺いました。
黒人で、女性で、同じ国なのに言語が違い、ワインを見たこともなかった。
これほどの逆境を乗り越え、国の内外で活躍する人がいるのだろうかと、話を聞けば聞くほど驚きと感動が生まれ、魅了されました。もちろん、ワインの味が素晴らしかったのも大きかったのですが。
前人未到の道を開拓しているのにも関わらず、すべては出会った人々のおかげだとも言うビエラさん。
ビエラさんとお話をしていると、自然とエネルギーをいただきます。そのパワーが、この記事を通して読者のみなさんにも伝わることを願っています。