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この映画の中で描かれるアーサー(後のジョーカー)は病んだ人物ですが、それは必ずしも社会のせいとはされていないのが、実は肝のように思います。

ネタバレになるので詳しくは言えませんが、彼はある理由で終始一貫精神的に病んだ人物として描かれており、劇中にも現実と虚構が入り乱れ、その心中の一端を観客が垣間見ることになります。

彼が精神的に病んだ理由は、社会のせいではなく、あくまでその家族環境のせいなのですが、一方でその家族自身が彼が決定的な狂気に落ちるのを防いでもいました。

しかしそのささやかな幸せの虚構が暴かれた時、彼は狂気の深淵へと転落していくことになります。
一方、社会に不満を募らせる大衆はそんな彼の内面など無視して、自らの不平不満を彼に投影し、ある種の負の英雄に仕立て上げて、その結果生まれたアイコンがジョーカーなのです。

つまりこの映画のメッセージは、社会の不公平がジョーカーを作るというような単純なものではありません。
むしろそれとは逆に異常な環境から生み出された狂人と、自身の不平不満を負のアイコンに投影し一般化しようとする大衆の狂気を相対することで、狂気の入り口はどこにでもあり、その危険性を詳らかにした作品のように感じました。

アメコミ原作にも関わらず全く娯楽作になっていないので賛否はあるとは思いますが、今までのアメコミ映画とは一線を画したテーマ性を持つ作品であることは間違いありません。
一昨日見てきました。月曜日の10時からの回でしたが席は7割ぐらい埋まっていて
「怖いもの見たさ」の観客が日本でも少なからずいることを実感しました。
ダークナイト ファンにとっても納得のいく前日譚となっていると思いますし、格差と憎悪が高まって行く様子は
ドキュメンタリーみたいなリアリティで、非現実であることを忘れそうなほどです。

驚くのはこんな映画をメジャーで製作できたこと自体で
この記事にあるような決定プロセスをより深く知りたいと思います。
背景としてオンライン動画の過激化があるというのは興味深く、
「全裸監督」の成功を受けて日本でもより過激に現実社会をベースにした作品が出てくるのではと期待します。
丁度今朝一番の回で観てきました。

確かに衝撃的で暴力的で気分の良いものではありません。

ジョーカーを作ったのは、精神的病、差別、孤独、嘘、いじめ、家族の歴史、悲しみ…。人が壊れていく姿はとても恐ろしいとつくづく感じました。

格差社会の中でエリートを恨み嫌う貧困層や反体制的若者が、ウォールストリートのエリートの殺人を機にピエロのお面をかぶった殺人者に共感していく構図は、ゴッサムシティの暗黒社会を仕切るジョーカーの登場としては必要不可欠なストーリーなのでしょう。ジョーカーを一種の暗黒ヒーローに仕立てる社会が、今の格差社会を恨み罵る人たちで埋められていくなんて、想像もしたくないが、その反面そういう予兆を感じる人も多いのではないだろうか。
フィクションで割り切れないものがある。それはすさんだ現実社会のミラーだから。
賛否両論、議論紛糾は、「突き抜けた価値」を提供している証。

それがなければ、何もおきず、波風はたたない。

「突き抜けた価値」があることで、大きな賛成も、大きな反対も生まれる。

反対を恐れていては、「突き抜けた価値」は提供できない。
アメリカに住んでいる友人たちからは、是非観て❗️と言われています。
大山さん、神谷さんのコメントを読むと、何故アメリカの友人たちが観てと言っているか納得です。

最近、アメリカではアメリカの社会問題に関してメッセージを送る映画が多いですね。
これも、トランプ大統領の影響かもしれません。

観に行かねば…
こういうの読むとハリウッドいいなと改めて思う。
注目していた作品!
心震わせる作品はいつも賛否両論!