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【超問題作】映画『ジョーカー』に託したワーナーの「賭け」

NewsPicks編集部
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  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    この映画の中で描かれるアーサー(後のジョーカー)は病んだ人物ですが、それは必ずしも社会のせいとはされていないのが、実は肝のように思います。

    ネタバレになるので詳しくは言えませんが、彼はある理由で終始一貫精神的に病んだ人物として描かれており、劇中にも現実と虚構が入り乱れ、その心中の一端を観客が垣間見ることになります。

    彼が精神的に病んだ理由は、社会のせいではなく、あくまでその家族環境のせいなのですが、一方でその家族自身が彼が決定的な狂気に落ちるのを防いでもいました。

    しかしそのささやかな幸せの虚構が暴かれた時、彼は狂気の深淵へと転落していくことになります。
    一方、社会に不満を募らせる大衆はそんな彼の内面など無視して、自らの不平不満を彼に投影し、ある種の負の英雄に仕立て上げて、その結果生まれたアイコンがジョーカーなのです。

    つまりこの映画のメッセージは、社会の不公平がジョーカーを作るというような単純なものではありません。
    むしろそれとは逆に異常な環境から生み出された狂人と、自身の不平不満を負のアイコンに投影し一般化しようとする大衆の狂気を相対することで、狂気の入り口はどこにでもあり、その危険性を詳らかにした作品のように感じました。

    アメコミ原作にも関わらず全く娯楽作になっていないので賛否はあるとは思いますが、今までのアメコミ映画とは一線を画したテーマ性を持つ作品であることは間違いありません。


  • マーケター

    先日NPの掲示板で「面白かったので是非」とオススメをしてしまった私としてはなんとなく気まずい記事。笑

    たしかに見る人にとって悪影響を及ぼす可能性があることは否定できないと思います。
    ただ言わせていただくと、このような「社会に与える影響」が問題視される映画って今までも多く出てきているわけで。
    日本で有名な「バトル・ロワイヤル」もそうですし、数年前アメリカでは「デスウィッシュ(邦題)」という映画が銃社会に悪影響を及ぼすということで話題になりましたね。
    他にもまだまだありますよ。
    なお、近年のアカデミー賞、特に作品賞を見ていると基本的にはジェンダー問題や社会問題をテーマにした映画が多い印象です。
    映画「ジョーカー」は社会と人の心の闇を映し出しているという点で受賞傾向に一致していますね。
    アカデミー賞作品賞を軸としてみれば、7年ぶりの作品賞を狙うための賭けではあることは想像しやすいと思います。

    ただ最後に言いたいのは、監督や役者さんのこの映画に対する思いは、ワーナー・ブラザース社の「賭け」とは切り離して考えてもらいたいということです。
    私個人はとても素晴らしい映画だと感じました。
    感じ方も人それぞれですが、ね。


  • 合同会社 剛企画事務所 代表

    月曜日に観て来ました。アメリカのオーロラ銃乱射事件だけではなく、日本で起こっている児童虐待や引きこもり無差別殺人、香港での市民デモなどリアルタイムな社会問題が映画鑑賞しながらも頭の中で勝手にリンクしてきてめっちゃ疲れました…。観るなら気持ちに余裕がある時をお勧めします。

    スーサイド・スクワットでジョーカーを演じたジャレッド・レトは自分とジョーカーが同期してしまって人格のコントロールが効かなくなったとか。恐るべきキャラクターですね…。


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