イノベーションを創出するために重要な2つのポイントとは
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テクノロジーの急速な進化から引き起こされる世の中のデジタル化により、人々や企業を取り巻く環境は急速に変化しています。テクノロジーが次々に産業構造を破壊し、異業種に参入・競争が激化するなど、自社の中核事業がディスラプトされる側になるリスクはかつてないほど高まっています。
日本企業におけるイノベーション創出に対する取り組みは、アクセラレータープログラムなどのオープンイノベーション推進、社内の公募プログラムの実施、イノベーション専門組織の立ち上げなど、かつてないほど積極的になっていますが、そのほとんどが成果につなげられていないのが現状です。その大きな要因は、イノベーション創出に必要な個人・企業のスキルが、今までの新規事業開発とは大きく異なることにあると考えています。
本連載では、デジタル・トランスフォーメーション時代にイノベーションを創出するために重要なポイントを明確にすることで、個人・企業が強化すべきスキルを解説します。今回は「前提条件の破壊」と「課題を創り出す力」についてです。まずは、チャレンジすること。そしてその結果から学ぶことが、イノベーション創出につながる唯一の道ではないでしょうか。本稿がみなさんのチャレンジのきっかけになれば、これほどうれしいことはありません。