【衝撃】無印、西武百貨店。「堤清二」の功罪を振り返る

2019/10/12
本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、毎週土曜日に話題のビジネス本の要約をお届けする「10分読書」。短時間で本の中身を学ぶことができ、現代のビジネスパーソンにぴったりの内容になっている。
ぜひ、週末のひとときで新たな知識を手に入れてほしい。
今回の本は、セゾングループと、その代表・堤清二が生み出した企業の栄光と苦闘を克明に描き出している。
無印良品を展開する「良品計画」への思い。27歳で入社し、業界1位まで押し上げた「西武百貨店」での成功と失敗。
さらに、グループ解体の序章となったホテル・レジャー産業。
これらを中心に取り上げていきながら、セゾングループの歴史と、堤清二の人物像に迫る。

「安かろう悪かろう」は終わり

では堤が53歳という、経営者人生の後半戦で生み出した無印良品を最初に紹介するのは、なぜなのか。