GPIF、年金資金「株式運用」へ転換鮮明高まる損失リスク、運用管理者育成面で課題も
ビジネスジャーナル
13Picks
コメント
注目のコメント
カルパースと比較してどうこうと言うのは意味がない。それなら同じ賦課方式の米国の社会保障信託基金も引き合いに出すべき。全額国債で運用されている。だからといってGPIFもそうしろと言うのではない。ただこの議論は運用目標達成のためのリスクテイクの意思決定に係る方式論になっていない点が問題だと思う。
国内外の投資家を訪問して感じるのは、海外の投資家の担当者が、真剣でプロ意識が高いこと。インセンティブなきところにプロは育たないと思う。
受給者の高齢化が進み、積立金取り崩してる状態で、リスク資産を増やすのはファイナンス的に原則の逆を行くと指摘する人や記事はいないのか?
また過去株式比率が低過ぎてその正常化(=過去の否定)であったとしても、内外比率の議論が少な過ぎる印象。リターンが最重要課題という前提で株比率も検討しているなら、元GPIF委員の小幡氏の全ての論点に同意するわけではないが、ホームバイアスが強すぎるという点はとても同意。
『13年12月末時点の運用資産の割合は、国内債券が55%、国内株式17%、外国株式15%などとなっている。カルパースは24兆円に上る資産の60%以上を株式で運用している。カルパースに比べてGPIFの株式での運用比率は確かに低い。株式の比重を高めて、12年度までの5年間平均で2.5%という現在の投資収益を高めるべきだ、という声が出ているのはこのためだ。』