[ベルリン 7日 ロイター] - 市場調査グループのセンティックスが発表した10月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス16.8と、9月のマイナス11.1から悪化し、2013年4月以来、6年半ぶりの低水準となった。ロイターがまとめたコンセンサス予想(マイナス13)も下回った。欧州中央銀行(ECB)などの緩和にもかかわらず、リセッション懸念が後退していないことを示した。

9月には米欧の中銀が金融緩和に踏み切ったが、センティックスのマネジングディレクター、パトリック・ハシー氏は「10月に景況感が広範囲に悪化し、中銀の支援措置への前向きな反応はみられない」と述べた。

現在の状況に対する投資家の見方を示す指数はマイナス15.5で前月のマイナス9.5から悪化。4カ月連続の悪化で2014年末以来の低水準となった。

景気見通しを示す指数もマイナス12.8からマイナス18.0に低下した。

「リセッション懸念が内在する」とハシー氏は述べた。

欧州経済のけん引役であるドイツについて、第2・四半期に続き第3・四半期もマイナス成長と予想するエコノミストが多い。

ドイツに対する投資家のセンチメントは2009年7月以来の低水準となった。

センティックスの調査は10月3─5日に投資家957人に対し実施した。