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【解説】ヘアケア卸の「マルコス」が、30億円を集めた手口
2019/10/10
企業価値を測る上で、最も重視される決算書。この内容次第で、対外的な評価が決まると言っても過言ではない。
しかし、近年は粉飾決算の手口も巧妙化しており、金融機関の融資審査担当者を悩ませている。
カラーコンタクトレンズやヘアケア用品の卸売りなどを手掛け、9月に東京地裁へ自己破産の申請をしたマルコス(東京都港区、小杉敏弘社長)の事例もその一つ。
同社は、複数の企業と巧みに共謀して、売り上げを水増し、金融機関から総額30億円もの大金を調達していた。
2013年設立とまだ若いこの会社は、どのような手段で「仲間」を募り不正を繰り返していたのだろうか。
粉飾による「虚偽の成長」
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この連載について
信用調査のプロである帝国データバンクの記者たちが、NewsPicksだけでお送りするオリジナル連載「こうして企業は倒産する」をリニューアルしてアップデート。話題の倒産を追う「倒産ルポ」、マクロの倒産動向の解説、最新の産業トレンド、独自の特別企画レポートなどを毎週木曜日にお届けします。
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