英HSBC、コスト削減で最大1万人削減計画=FT
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注目のコメント
香港の事業も影響があると思われますが、低金利環境の影響が大きいと思います。
新CEOを迎えるにあたって、地ならし的な点もあるのかなと個人的に推察しています(業績改善の見込みがない会社だといいCEOを勧誘しにくい)。
早期に結果を出すのであれば、現在の環境を考えるとトップラインよりはボトムラインの改善が早いのでしょう。
HSBCのみならず、ドイツ銀行、UBS等も同様の計画を発表しており、日本のメガバンクのみならず欧州も低金利の影響を受けて世界的な現象になっています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-15/PW9HGS6KLVR401
ただ、気をつけないといけないのは、銀行にとって最大の資産は人なので、戦略を打ち出しつつ士気をどう維持し、高めていくのかが重要だと思います。
また、これだけ人を削減すると業務の縮小も伴うと思いますが、マーケットは、良質な資産の売却があるかどうかにも注目していると思います。資産ごと人も移っていくケースも良くありますが一部の人に限られます。世界的に金融緩和が進む中、日銀は追加金融緩和余地が乏しいものの、もしも更なる金融緩和でマイナス金利が深掘りされた時、日本のメガバンク、地方銀行でもHSBC、ドイツ銀行同様に大規模な人員削減が実施するのでしょうか。
銀行で働いている方は、厳しい採用試験の中、採用されており、優秀な方が多いと思います。
最近では、銀行出身の方が、ベンチャー企業に転職する例も増えています。特に、フィンテック、キャッシュレス事業を進めているベンチャー企業へです。
すでに、未来を見据えて転職活動をしている方、そして日本の銀行でも大規模な人員削減が行われた際に転職をする銀行員の方、ここの転職の動きはベンチャー企業にとっては、優秀な人材を採用するチャンスなのかもしれません。