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従来の保険販売は 「もしもの時、、、」と考えたくない場面を 考えてもらう勧誘方法。
このモデルは、健康への努力にマネタリーバリューがつき、それをインセンティブ化している。
それが 新しい顧客体験を作ったと言える。
自動車保険などの場合は、保険に入ると乱暴な運転をする人が増えるというモラルハザードが指摘されています。

「そんなことはない!」
と思う人が多いと思いますが、もし、車を運転中に保険が切れていたことに気づいたら、あなたはとても慎重な運転をするようになりませんか?

イエスというのであれば、無意識的にモラルハザードに陥っているのです。

生命保険の場合でも、保険に入っていると安心して暴飲暴食する人がいるかもしれませんね。
少なくとも、健康に気を遣おうという意識が希薄になるでしょう。

そういう意味では、本記事のような保険は、モラルハザードを防ぎ、加入者のモチベーションを高める極めて有効な方法だと思います。
半数が血圧が下がったと書かれている住友生命のバイタリティーは、南アフリカの保険会社ディスカバリー社が20年前に開発したプログラムを日本における独占使用権を得て発売したもの。
南アフリカ発のUXモデルは、日本でも花を咲かせました。
保険商品は「安全運転が保険料を低下させる」的なインセンティブ構造が特徴のひとつ。
これに「顧客の本源的ニーズは保険金ではなく健康である」というUXの再定義が結びつき、今回のような成果に繋がっています。
保険のテクノロジー、Instech(insurance and tech)と呼ばれる分野ですね。この分野が進むと、今問題になりつつある医療費の削減につながる可能性を秘めています。
これまでは保険はかけた後はデータを追跡できなかったので、顧客を年齢や職業などで分類して一律に課金することしかできませんでした。 

そうすると「保険に入ったから安心」という、いわゆるモラルハザードが起こってしまい逆に不摂生な行為をする人も少ないですが発生します。保険会社はそれを見越して通常、保険料を大目にとっています。

しかし、昨今のテクノロジーの進歩でアップルウォッチなどウェアラブル等、嘘のつきにくい形で日々の健康の気遣いをチェックできるので、本当に気をつけている人にはもっと安くすることができるのです。
「正直者が得をする」という世界ですね。これは「データのおもてなし」いうコンセプトで説明しました https://r.nikkei.com/article/DGXMZO44832880V10C19A5000000

じゃあ不真面目な人は損をするかというとそんなことはありません。もともとの保険料は一番不真面目な人に合わせてるのでそれ以上高くなることはありません。

この「健康増進型」の保険だと、加入者は保険料を安くしようと健康になろうとするインセンティブ(御褒美)がありますし、保険会社は支払う医療費は少なくなりますし、国としても医療費が少なくなり、全隊として良い取り組みになるのです。

この分野は平安保険など中国が先を行っていますが5Gも本格普及するとデータを取得するのも簡単になるのでますます契約を延ばすことになるでしょう。日本での普及がより進んで、医療費削減につながるほどのデータ活用がされる時代を早く見たいです。
南アのDiscoveryが生み出したモデル。住友生命はじめ、ライセンシングしている。ただ、それによる収益は200億円ほどで、意外に成長していない…保険はチャネルを持っていることとリスクを引き受けることが収益の源泉で、ライセンシングというか商品自体が付加価値として占める比率が小さいということを示唆している印象。
健康増進型保険の契約が増えているとのこと。専用のアプリを使って運動量を測定するものもありますが、見える化されているのは分かりやすくていいですね。

「住友生命は保険の契約者に聞き取りをした結果、加入時に高血圧だった人のおよそ半数に血圧が下がるなどの変化が見られたというデータをまとめています。」
意識するだけで体質改善が行えるという証左ですね。
住友生命の「バイタリティ」は発売時に話題になりました。
【住友生命保険:健康増進に掛け金連動 新商品最大3割安く】
https://newspicks.com/news/3178798
体重を1kg減量すると、血圧は1-1.5mm Hg程度下がります。

加入後に半数も血圧が下がったというのはやや疑わしい(有意差出すほど下げるのはそれなりに大変)ですが。

禁煙などと合わせるとと効果はさらに増強しますし。

なにより運動習慣は寿命を規定するとても強い相関因子の1つです。
この手の仕組みで気を付けるべきは、結果ではなくプロセスの評価にフォーカスすること。体質により、運動や食事の改善の結果がどの程度健康診断に反映されるかは異なる。

また、今の段階は健康意識の高い人ほど、この手の保険に手を出す可能性が高い=結果は出て当たり前、と想像されるので、データの解釈については慎重に…
いずれはスポーツジムだけでなく、食べたものも体内埋め込み型デバイスとかで全ての栄養素がブロックチェーンにより偽りなく正確に記録され、自動的に保険料が算出されるようになる世の中になるかも。