「ワンルームマンション投資」ってどうなの? 収支をシュミレーションしてみた
K2 Investment 投資アドバイザー 大崎真嗣の海外投資ブログ
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これだけ見ると、都心の駅近にあり、将来の需要もありそう。また、表面利回りは5.14%もあり、家賃収入も9万円もあるので、ローン返済後は、年金の足しとして十分期待できそうと考えられるかも知れません。
しかしながら、実際は、ローンの返済含めて、以下のようなランニングコストが掛かります。
《ランニングコスト》
△管理費6,500円/月
△修繕積立費6,700円/月
△ローン返済:77,620円(30年返済、金利2%)
△固定資産税:4,167円/月(年間5万円程度)
△空室を埋めるための集客広告費(家賃の5%程度):4,500円/月
△空室率(5%程度):4,500円/月
※その他、火災保険、地震保険は除く
毎月掛かるコストを家賃90,000円/月より除いていきますと、実質の収支は△13,987円/月となり、13,987円/月の持ち出しとなります。
毎月13,987円を30年間支払い(合計503.5万円)、ローン完済後は、毎月の家賃が年金にプラスして得ることができる。
不動産会社のよく言う「毎月1~2万円で資産が手に入りますよ」とは、このことを指しています。
間違いではないですが、いくら都心の駅近の物件と言えども、30年間もずっと同じ家賃ということはないですし、空室率も5%程度では済まなくなる可能性もありますね。