【真相】iPhoneにVISAカードが入らない「深い理由」

2019/10/9
「アップルカード」でクレジットカード業界に殴り込みをかけるアップルと、クレジットカードの国際ブランドとして年間1200兆円の取引額を誇るVISAが、キャッシュレス決済を巡る「覇権争い」を続けている。

米カリフォルニアに本社を置く両社のつばぜり合いは、特に日本市場において激しい。その真相について、クレジットカード業界を長年取材しているジャーナリストの岩田昭男氏が解説する。
VISAを登録できない「Apple Pay」
iPhoneにクレジットカードや電子マネーなどのカードを入れて、iPhoneをかざして支払う「Apple Pay」を使っている人は多いだろう。
また、関東圏に住んでいる人で、JR東日本の交通系ICカード「Suica」をiPhoneやアンドロイドスマホに登録する「モバイルSuica」の会員数は、すでに715万人まで拡大している(2019年3月時点)。
しかし「Apple Pay」に入れられないカードがある。
VISAブランドのクレジットカードやプリペイドカードである。
VISAブランドのカードを「Apple Pay」に入れようとすると「このカードはご利用できません」と画面に表示される。
iPhoneにVISAカードを入れると出てくる実際の画像
世界最大手のクレジットカードの国際ブランドとして、グローバルの取扱高が年間1200兆円を超える「VISAカード」は、なぜiPhoneに入れることができないのか。