[3日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズ<UBER.N>は、シフト勤務を探す非正規労働者と企業を結びつけるアプリ「ウーバー・ワークス」を発表した。繁忙期の企業の人手確保を支援する。

まずシカゴでサービスを開始した。アプリでは、求職者が関心があるシフト業務について、給与や就労場所、必要なスキルなどの詳細な情報を得られる。

ウーバーの広報担当者はロイターに「ウーバー・ワークスはビジネスのダッシュボードで、レストラン、その他の企業と直接つながり、人手がないシフトの人員確保を支援する」と述べた。

ウーバーが事業の多様化に動く背景には、本業の配車サービスがアジアで競争が激しくなっているほか、運転手が個人事業主かどうかを争う訴訟を抱えていることがある。

ウーバーは2日、ウーバー・ワークスがトゥルーブルー<TBI.N>などの人材派遣会社と提携するとともに、企業と直接連携すると表明した。