イノベーションを生み出す真の働き方改革とは?
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「働き方改革」という言葉が一般的になる一方で、多くの企業では依然として「働き方改革=早く退社すること」といった認識で捉えているところも少なくありません。日本のビジネスパーソンの働き方は大変閉塞感が強く、「早く帰りたいのに帰れない」と多くの人が不満を感じています。その改善のためには、組織全体で構造的な「無駄の排除」が必要になるのです。成果を上げる真の働き方改革とはどのようなものなのでしょうか。人材育成や組織論、経営戦略論を専門とする、明治大学大学院グローバルビジネス研究科の野田稔教授に聞きました。
日本企業や人材にはまだまだ底力があると語る野田教授。ぜひ海外で新しい価値を生み出し、その存在感を発揮してほしいものですね。
注目のコメント
とりあえず学祭前の盛り上がりというのは仕事でもあるもので、この経験というのはデュー(締切)とゴールとをどう満たしていくかのいい経験となる。でも、そんな働き方でゴールもないのは精神的にも身体的にも疲弊するので、ホドホドに。
あとはイノベーションなるものは、イノベーションを生み出せる人が出すものなのではないかと思う。働き方だけで誰でも出せるものではない。でもイノベーション出せる人が、悪い働き方でイノベーション出せなくなることはあると思う。ここでの悪い働き方というのは一般的なホワイト・ブラックでもない。ただその人にとっていいパフォーマンス出せる働き方が選択できるのかどうか。なので、多様なニーズに応えられる制度、風土、環境、それぞれ必要だ。イノベーションは結果だと思います。目的としたところからは、イノベーションなんて生まれないんじゃないかなあ。まあ、日本型イノベーションなんて言って、なんでもかんでもイノベーションて言うなら別だけど。
働き方改革の悪循環は、そういう号令をかける会社はむしろ働く量がもともと多すぎない会社であること。そういう会社が働き方改革と言うなの労働時間短縮を目指すと、結局企業のパフォーマンス不足、中長期の取り組み不足に陥る。
働き方改革というか、何の為に働いているのかを合わせることが必要で、目的のためにやらなきゃやらないことは、どれだけ時間がかかっても予算の中でやらないといけないし、目的と関係ないことはやめれば良い。
それをやらずに総労働時間だけ締め付ければ、目標が達成できないだけ。
無駄をなくすのは当たり前なのだけど、目標のためにやるべきことは削ってはいけない。やり方変えて、効率的にしていく必要はあるけど、ある程度、時間かけないと成長しにくいと思うけどなぁ。結局、わかる人がやったほうが早いんですよ。それをどう、若い人にやってもらって成長につなげてもらうか。試行錯誤、紆余曲折が無いと、身につかないのではないか。
そこは効率化とは非常に相性が悪いし、効率化すればいいと言っている人は、大体においてすでに自分は一定の経験を積んでいる人。
もっと若い人のことを考えてほしい。