日銀のデジタル通貨発行、「大いにある」と日銀出身のエコノミストら
日経ビジネス
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注目のコメント
既存の信用の上に成り立っている国家の通貨がデジタル化するというのは、仮想通貨とは本来別の話で、確かに国家からみて国民のお財布がスケルトン化するのをどこまでどの程度という話はあっても、一企業やどこかのコンソーシアムがビッグデータを好きに使うよりは有効に使われる気もします
法定通貨と同様にファイナリティーを持ったCBDCを発行して、1億2600万人の当座預金を日銀に作ることは技術的には可能だと思います。それによって新しい金融政策の可能性が広がると思います。
その状態で市中銀行に信用創造を担ってもらうことも実現できると考えています。リブラの場合は特定の政府でないリブラ協会が発行する事で、両替が不要になったり送金手続きが簡素化されたり、その自由度に注目が集まっていましたが、各国中央政府がバラバラに発行するデジタル通貨はフォーマットが変わるだけで通常の通貨と本質的には何も変わりません。(各国のルールに制限されデジタル通貨間の両替が必要になる)
ただ、国内通貨がデジタル通過になるとタンス預金が炙り出されて循環し、また徴税も漏れがなくなり容易になりますね。そういう意味で利便性という観点ではメリットがありますし究極的には銀行預金が不要になると思います。