ツクルバ上場までのファイナンス。エンジェル投資家の役割とは
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2019年7月に上場したツクルバ。
不動産テック企業であり、cawcamoを中心に取り上げられますが。
同社の最も印象的な点は「人」を起点にしていることだと思います。
ファイナンスからみても、その点が強く表れていました。
エンジェル投資家のみから構成されるラウンド、
上場時の株主におけるエンジェル投資家の数、
これらはツクルバの大きな特徴でした。
今回は、エンジェル投資家に焦点をあてましたが、
「人」を起点にしている話は、本当にたくさんあり、
noteやインタビューなどで多く確認できます。
人をつないだファイナンス、ツクルバ上場で一番感じたことです。cowcamoを拝見した際、従来の不動産の物件の見せ方と異なってワクワクしたことはもちろん、SaaS的な面白いビジネスモデルだと思いました。
そんな企業の上場までのファイナンスがどうなっているのか改めてみると、ファイナンスにも経営者のその想いが感じられる特徴的なものでした。
cowcamoをもってスタートアップとして成長していったこと、シリーズBがエンジェル投資家のみの構成であったこと。
また、投資家として入っているものの、同社に対して強い想いで参加している印象を受けました。
資金が集まりつつあるスタートアップにおいて、「起業家が増えていくこと」が重要な点であると考えます。
「起業が身近である」ことは解消していくための一つの要因であり、エンジェル投資家の存在は資金提供者だけでなく、より大きなものになっていくと思われます。シリーズBにエンジェルが入ってくるというのがエンジェルの層の厚さを物語ってますね。
経営者側としても採用しなくても上場もしくは売却をまだ行なった経営者の知見を借りれるのでメリットが大きい。
俺がもし独立して調達するとしてもエンジェル経営者にお願いするだろうな。