関電、金品受領詳細公表へ 社内報告書の大半開示
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注目のコメント
社長を含め受領したメンバーの名前を公表して済む問題ではありません。
昨年9月に受領したことが社内調査で判明した後、今年6月の株主総会ではそのメンバーの何名かが社内で取締役、役付き執行役に昇格するなど、少なくとも社外取締役・監査役会を含む取締役会がそのことをどう判断したのかが問われます。特に、取締役会メンバーで組成した人事・報酬等諮問委員会の議長は八木会長(29日産経新聞一面記事より)だったようですから、このことが問題になるとは当事者は、意識していなかったことが伺われます。
かかる社会性の高い公共事業において金銭の不透明な授受を経営陣が軽く見ていた会社風土の緩みは、関電さんのガバナンスが機能していなかったことが確実です。
報道(同じく産経新聞)では、取締役会に周知していなかったとあります。社外取締役・監査役の皆さまの今後の適切な判断・行動が、改めて重要になってくると見ております。今回お名前の挙がる方々は、日本の電力供給を支えるため兆円単位の投資をしている企業の責任者として係る数億円の金額預かりは致し方ないと正当化をされたのかも知れません。
外から、生意気なコメントと当事者の皆さまは思われるかも知れませんが、しかし、日本を代表する企業の一社としては、超えてはいけない一線の向こう側に入って仕舞っていたという感覚はなかったのでしょうか。企業のあるべき姿とは何かを初心に帰って考え、このような行動を取った会社の体質を変えて頂き、名実ともに日本のクリーンなエネルギーを支える企業になって頂きたいと願っております。3.11のあとで原発が順次一斉に止まった際、原発停止に最も懸念を示したのが関西電力でした。その理由は本来、原発依存比率の面かと思われていましたが、これが理由だとしたら悲しい限りです。
とはいえ、当時の関電からすれば原発依存比率の高さを考えれば、助役がカネを出さなくても原発再稼働を関電は求めていたと思います。その意味では無駄金であったわけで、その意味では「結果に影響していない」等との詭弁は実は成立し得ます。
とはいえ、ならばそのまま懐に入れるのではなく、悩むのでもなく突っ返すのが答えになる筈です。今回のように下手に見つかるとまずいわけですから。働いてる方々は一生懸命やって危険があるかもしれないなか、悲しいですよね。
しっかり公表して、パフォーマンスで終わらないようにして下さい。
(GLAYのTAKUROさんの記事から引用。汗)
「“全部自分の責任です”っていうリーダーを、俺は信用しない」TAKUROが語るリーダーの哲学|新R25
https://r25.jp/article/724204174914070280