「IPOブーム」に失望感=有望企業の株価低迷-米市場
コメント
注目のコメント
市場参加者のセンチメントが変わった故ですが、少なくとも現時点ではまだ大きな流れには至ってません。清明さんコメントにもあるとおり市場全体は悪くはないからです。注視しどころ。
Weworkショックはたしかに影響がなくは無い、が、ドットコムバブルもリーマンも、ミクロ一社のスキャンダルは引き金にはなるがそれだけでマーケット全体が崩れたためしは歴史上ありません。マクロ経済、市場全体の需給ひいてはそれに伴う市場参加者のモメンタム、そしてそれが決めるところの信用収縮の度合いによってバブルが起きたり、はじけたりします。
赤字幅が大きくかつハイバリュー型のスタートアップに対する市場参加者の警戒が顕著になった。
がしかし、Zoomのような黒字企業であってもPERが割高な会社もまた、この2か月ほどは株価が低迷しており、したがってIPO全体の需給が悪化している。
一方で体力のあるパランティアのような会社はあっさりIPOを延期したり、AirBnBも急いで駆け込む気配もない。こういうボラが高い市場環境下こそ、投資家は是々非々で価値の見極めに、経営者は価値の創造に努めるべき。米国のみならず、日本のIPOマーケットにおいても投資家のリスク許容度は変化してきたと思います。投資家が許容する適切なバリュエーションでローンチしないと目論見書記載価格から仮条件が下方に乖離し、初値が割れるというディールが散見されています。
IPOまでにValuationが高くなりすぎて、IPO後の株価推移が期待通りに伸びてない感じですね。
そこにきて、WeWorkなので、ちょっとしんどい時期ですが、株式市場全体としてはそこまで悪くないかと。