【食の未来】食品ロスをなくす「循環フードエコノミー」計画
NewsPicks編集部
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このエコシステムを実現させることがやはりアメリカはすごい。
生産側にこの意識が芽生え業界全体で取り組むことができても、消費側にも同様の意識がないと真の意味での完全循環は達成しない。
某ローカル飲食チェーンで、客の食べ残しを完全分別しそれらを別々の処理業者に依頼して農産の肥料化したものはその契約農場で野菜を育て仕入れ、畜産の餌にしたもので育てた豚や牛を仕入れて居酒屋で料理の材料として使い完全循環型居酒屋を実現したところがあり、そのプロジェクトに参画していたが、箸やつまようじやばらんといったその他の材料の廃棄コストも大変なことがわかり一旦中止せざるを得なくなった。
ある一定規模で取り組まないとコスト構造の壁にぶち当たるので、複数のプレーヤーでまとまった取り組みにする必要がある。ザプラントでは、循環エコノミーのプロセスのコストの面でもマーケットで競争できるかという点もしっかりと意識されているので生き延びるのではないかと思います。
また、この様な都市での部分的なサーキュラーエコノミーの実現により、農家から都市への農産物の供給は減ることになりそうですが、その分は食料が足りてない国への輸出に回ると理想的ですね。「バブリーダイナミクス」というこちらの企業、7人の正社員とパートタイムのスタッフで運営されているとのこと。(元々は、シカゴにある廃工場の再開発支援するために設立された会社。)
これだけの少人数で工場開発、循環型システムを作っていることに純粋に驚きました。
https://www.bubblydynamics.com/about