日経平均は反落、配当権利落ちの影響 実質では横ばい
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日経平均株価は169円安となっています(権利落ち分160円)。
米国株は弾劾リスクなどからNYダウが72ドル安と小幅に反落、これを嫌気して今朝の東京市場も110円あまり下げて始まりました。
前日の権利付き最終売買日までの2週間、比較的底堅く推移した反動なのか「下期は利確から」の見方なのか、ユーロ続落警戒だったか、或いは10/1に向けた香港情勢の緊迫警戒やアジア株安の所為もあったのか、意外な次第安の展開を辿り、14時前には下げ幅を314円まで広げる場面もありました。
日銀のETF買い観測への疑念も広がる中、最後は一転、急速に下げ渋って引けています(波乱含みも結局、半値引け。金曜としては8週ぶりに反落)。
週を通せば200円安で4週ぶりに反落です。
来週は9月期末と10月相場入りですが、国内では日銀短観と消費増税、臨時国会召集、米国ではISMや雇用統計、中国は国慶節で長期休暇入りします。
いよいよ10月、消費増税でどうなるか、米中貿易協議は前進するのか、ブレグジットはどうかなどで一波乱も二波乱もありそうです。日経平均-0.77%、TOPIX-1.17%、マザーズ-0.52%、REIT+0.64%。
見出しにも齋藤さんのコメントにもあるように(有難うございます!)権利落ち。なお、配当が意識される前からしばらく日経平均と日経平均先物が50円くらい乖離していたが、権利落ちしてそこも収れん(下記ご参照いただきたい)。ダウ先物は+50ドルほど、アジア株は上海+0.11%、香港-0.33%、韓国-1.19%、台湾-0.39%。
業種別には、精密+0.18%、鉱業+0.07%の2業種のみプラス。相対優位が機械-0.14%、その他製品-0.32%、電気機器-0.33%と続く。マイナスでは電ガス-3.14%、その他金融-2.78%、空運-2.55%、銀行-2.40%などのマイナスが大きいが、配当利回りが高い業種中心で配当落ち分が大きいことが主要因だろう。
今週もお疲れさまでした!
https://newspicks.com/news/4168694