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何度かコメントさせていただいていますが、多くの方にご理解いただきたい大切な議論なので繰り返しコメントします。

これはそもそも、花粉症治療薬を全て全額自己負担という議論ではありません。アレグラなど市販で買える一部の薬剤を対象にしていますから、花粉症を医療から切り離す施策ではありません。

また、今回の提案は長きにわたり議論されてきたことで新しい話題ではありません。これまで、医師会からの強い反対があり、土俵に乗らなかったものです。医師会側からすれば、(患者さんを守るという名目もあるかもしれませんが)毎年確実に発生する花粉症患者さんがいなくなると、経営に影響が出るという裏側も垣間見えます。裏を返せば、患者は医療費を使わされてきたという言い方もできます。

患者さん側の視点で言い換えると、花粉症の治療薬を病院でもらうためには、薬の代金だけではなく診察や病院の受診料、薬局の調剤費用も支払いをしなければいけません。

このような方法をとると、3ヶ月分の薬をもらうのに、計4000円から5000円の支払いをすることになります。実際には1万円を超える費用になりますが、国家負担分の9000円程度が引かれて出費が4000円に抑えられます。

これと同等の市販薬を購入すると6000円程になり、支払いは3ヶ月あたり1000円から2000円ほど増えますが、市販薬の売り上げが上がればそもそも薬価が下がるかもしれません。また、少なくともトータルで見れば、5000円以上の無駄削減です。

また、この花粉症に対しては、内服薬よりも有効性が高いと臨床試験が示唆している鼻のスプレーの薬があります。全身投与の必要がないので、眠気や集中力低下といった副作用がなく、3ヶ月で4000円弱の支払いになりますから、こちらを使えばそもそも支払いも変わりません。

現状医師の独断で、内服薬が安易に処方されますが、このように他の治療の選択肢もあるのです。

これらをふまえ、国家負担の9000円×受診者数(例えば100万人でも90億円です)の節約ができ、そのお金を他に有意義に使えるのであれば良いという意見も多くあって然るべきではないかと思います。

さすがに世論がこのような状況では、まずは他の疾患にと方向転換が迫られるかもしれませんが、近い将来、この花粉症も待ったなしとなることは容易に想像されることです。
フィットネスクラブの更衣室で、75歳以上と思われる人たちの会話を聞きました。

「シップをたくさん出してくれて、余ってるんだよ」
「俺も、薬がやたらと多くて、もったいないから全部飲んでるよ-」
「飲み薬は胃薬が多いようだぜ」
「わからないけど、全部飲んでいる」

みなさん、元気にトレーニングに励んでいる(少なくとも外見上は)健康な人たちでした(^_^;)

花粉症はすべての世代に影響するのに対し、シップや痛み止め等は主に高齢者に出されることが多いものです。

優先順位としては、1割負担でモラルハザードが生じている高齢者用の薬等から保険適用外にすべきでしょう。
例えばアレグラの話だけをすれば、同効薬がジェネリックで月1000円程度で購入可能です。多分そんなことも知らない方が多いのではないでしょうか。

それでも受診した方が自己負担はいくらか安いですけど、あくまで自己負担の話であって、回りまわって医療費を使わされてるとも考えられます。時間も浪費してしまってますが。
ただ裏を返せば若いうちに払ったものの「元をとる」ためにはムダでも医療をたくさん受けることに「お得感」があるのかもしれません。。。



適切な医療ってなんでしょうか?

例えば80歳前後の方に多い疾患で、平均予後は6-7年程度、死亡や入院を3割減らすことのできる治療薬が年間8000万円かかるのは適正ですか?認知症があったら?寝たきりだったら??

100歳超した人に600万円の治療するのは?症状の緩和のためなら良い?寿命のためなら良い?

いっそのこと年齢で線をひくのはどうでしょう。

誰がどこに線をひくのでしょうか。今は主治医が個人的な意見でその線を引いています。



間違いなく大きな改革が必要なのでしょうけど、それを誰に期待すれば良いのか。



大切なことであり、皆で考えていかなければならないことなのは間違いありません。