[北京 26日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は、中国での合弁相手である広州汽車集団(GAC)<601238.SS>と第一汽車集団(FAW)[SASACJ.UL]と連携し、水素燃料電池車を開発すると発表した。新エネルギー車やコネクティビティー技術の開発での提携を深め、中国市場でのプレゼンス拡大を狙う。

GACが上海証取所に提出した文書によると、トヨタは同社との合弁会社が生産する社用にも燃料電池を搭載する計画。金銭面での詳細は明らかにされていない。

トヨタはまた、両社とのハイブリット車を巡る提携も深化させ、「良質で安価」のバッテリー式車両の投入を拡大していくとしたほか、「インテリジェント・コネクティビティー」車両の開発でリソースや人材を共有する方針を示した。