風力発電は環境コストの増加に耐えられるか？

コメント

注目のコメント

• 林田 修一

  世界銀行グループ MIGA 西・中央アフリカ代表

  ・2019年09月26日

  ネガティブラーニングは事後的に発覚したリスクへの対応コストで、確かにエネルギーミックスを判断する上で念頭に置く必要があると思います。
  
  ただ、記事では触れられていませんが、日本も含めて浮体式洋上風力発電所の実用化が進んでいますが、深さは直接関係なくなるので「深さ」への克服が始まっています。
  また海底の部分が魚礁になり魚が集まるので漁業振興になるポジティブな面もあります。
  
  最近の中東リスクを見るとドイツや日本の様に原油やガス燃料の輸入への依存度を下げるためにも燃料が不要な電源は大事です。
• 大串 康彦

  エネルギー関連技術の事業開発 Business Development Director Japan

  ・2019年09月29日

  こういった複雑な意思決定を行うためにStructured Decision Makingという手法があります。考慮すべき判断基準をすべて書き出し、各選択肢の各項目について定量化、スコア付け、重み付けしていきます。
  しかし、財務コストのように客観的なものだけでなく、景観のように金銭価値に変換できないものもあり、結局は価値判断になります。重み付けも価値判断となり、これによって結果が大きく変わります。
  「太陽光は光の反射が問題」「風力はバードストライクが問題」など一側面のみの議論をよく聞きますが、上記のような枠組みで考え、それを基にしたコミュニケーションがとれるようになればよいと思います。
• 長江 修

  JPOWERジェネレーションサービス

  ・2019年09月26日

  莫大なエネルギーを創出するためには何らかの犠牲が必要。
  それを如何に低減することができるのかがこれからの競争力になる。
  しかし生態系への懸念、特に渡り鳥への影響は、グローバルな課題なので、注視すべきである。