NHK報道巡り異例「注意」 経営委、郵政抗議受け かんぽ不正、続編延期
毎日新聞
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毎日新聞が一面トップで伝えている調査報道です。かんぽ不正販売のNHK報道を巡りNHK経営委員会がNHK会長を異例の厳重注意。日本郵政の抗議にNHKが揺らいだように見えます。報道の自由を脅かす事態だと思います。
日本郵政の抗議で続編の放送は先送りされました。「NHKは公共放送の根幹の『自主自律』『番組編集の自由』を損ねることになった。続編が昨年8月に放送されていれば不正販売の被害拡大を防げたかもしれない」。内部の率直な声です。
「郵政グループの幹部には、放送行政を所管する総務省(旧郵政省)の出身者が多い。政府との結びつきが強いため、対応せざるを得なかったのだろう」。この関係者の見方が本質を突いていると思います。
今年6月以降、かんぽ不正販売の実態が明らかになり、かんぽ生命は営業自粛と約3000万件の全契約調査に追い込まれます。当初10月の営業再開を目指しましたが、見切り発車に批判が集中、再開を延期しました。醜態です。やるべきは抗議ではなく内部調査でした。報道の自由に対する越権行為。何の権限があるというのか。
事実無根なら抗議も理解できるが、相応の事実があり真実を追求することは全国民の知る権利に該当する事案である。
日本郵政の体質が如実にわかる。