[東京 25日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>の内山田竹志会長は25日、都内で行われた「水素閣僚会議」で、現在、燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」の次期モデルについて「2020年内の発売に向けて最終的な開発を行っている」と述べた。

FCVは水素を燃料にして走る車で、二酸化炭素(CO2)排出しないため、トヨタは「究極のエコカー」と位置づけている。初代ミライは14年12月に世界初の量産型FCVとして発売し、全面改良のタイミングを迎えている。同社は20年の東京五輪・パラリンピックで会場間の大会関係者の輸送車両としてミライ約500台を提供する計画だ。

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(Kevin Buckland)