[ニューヨーク 24日 ロイター] - サウジアラビアのジュベイル外相は24日、同国の石油施設に対する攻撃はイランが仕掛けたと確信しており、調査が完了した段階で軍事行動を検討すると語った。

ジュベイル外相は国連総会の合間に行われた会合で、攻撃への対応を巡り「外交や経済、軍事すべての選択肢を検討し、決定する考えだ」とし、「国際社会から支援を集めることを望んでいる」と述べた。

「戦争は回避したい」としつつも、「イラン側に『現在の行動を続けることはできない』というシグナルを発する必要がある」と強調した。

また、攻撃に関する調査は「比較的早い時期」に完了する見通しとしたものの、数日ではなく数週間単位とした。

14日に起きたサウジの石油施設への攻撃を巡っては、イエメンの親イラン武装組織・フーシ派が犯行声明を出しているが、米国とサウジ当局はイランを非難している。