[バチカン市 23日 ロイター] - ローマ法王フランシスコは23日、グテレス国連事務総長の主催により国連本部で開催された「気候行動サミット」にビデオメッセージを寄せ、気候変動は取り組む必要のある「文明の挑戦」だが、対策を講じる時間はまだあると訴えた。

法王は「現代において最も深刻で懸念される現象の一つ」に向き合うため、正直さ、責任、勇気を求めた。

「状況は好ましくなく、地球は苦しんでいるが、まだ間に合う」とし「われわれは『文明の挑戦』に直面している。われわれが、個人と社会のレベルで正直さと勇気、責任を形にする生活様式を取り入れるなら、明らかに、全員が達成可能な数え切れないほどたくさんの解決策がある」と述べた。