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注目のコメント
グローバルで3兆円の巨大市場であるベッドマットレス業界の革命児で、現在ユニコーンのCasper社。
初めはオンラインで直接ユーザーに商品を届けるD2Cモデルで注目を集めましたが、最近では実店舗もオープンし、マットレスのみならず枕やシーツといった周辺寝具やベッドサイド照明まで手がける領域を拡大しています。
また、瞑想アプリのCalm社もユニコーン入りするなど、近年睡眠関連市場が非常に盛り上がっている印象です。
ちなみに、投資先の”エアウィーヴ社”も日本版のCasperとも言うべき睡眠関連スタートアップであり、
当初はマットレスの上にひく「マットレスパッド」から参入しましたが、現在ではマットレスや周辺寝具などのハードのみならず、睡眠プログラムや仮眠コースといったソフトな領域まで手がけております。少し前に「コアラスリープ」の記事もあった(下記)。
寝ている時間は長いので、そこが良くなることにお金を使うのは合理的だと思うのだが、寝ているゆえに違いが分かりにくいところでもある(単に自分がいつでもどこでも寝られるタイプだからかもしれないが…)。そうしょっちゅう買い替えるわけでもないなかで、この点がマーケットの掘り起こしに難しそう。
https://newspicks.com/news/4072524睡眠は、とても面白い分野です。
睡眠系スタートアップが苦しんでいるのは、その質の科学的な根拠を示す難易度と言い換えても良いように思います。可視化できる点にもどうしても限りがあります。
また、可視化が必ずしも良い影響をもたらすだけでもなく、たとえば、睡眠スコアの表示は、逆に、眠りへのプレッシャーを高め、睡眠障害を引き起こすリスクを持ちます。
単純ではないからこそ、よりこの分野の発展に期待してしまいます。