アラブ系が元軍トップ支持=大統領、首相候補選定へ-イスラエル総選挙
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「ユダヤの国」として建国されたイスラエルで常に「二級市民扱い」と不満を抱いてきたアラブ系ですが、今回の総選挙で第三党に躍進。
パレスチナ人にとっては敵であるイスラエル軍の元参謀総長をアラブ系政党が推すのは異例中の異例ですが、それでも過半数議席にはまだだいぶ足りず、ガンツ連立政権を実現するにはユダヤ教政党の議席がどうしても必要になってきます。そして、ユダヤ教政党とアラブ系政党が連立を組むことも考えにくく、今回のアラブ系政党の決断が実を結ぶ可能性は低いのではないかと思います。アラブ系政党であるアラブ連合が中道の「青と白」のガンツ党首を首相候補に推薦したみたいですね。
個人的には、その行動がユダヤ系政党をネタニヤフ陣営に寄らせる契機になるのでは?なんて思ってしまいますが、どうなんでしょうね。
中東情勢は「一寸先は闇」を体現しますから。ただ、アラブ系市民の人口拡大がアラブ連合を第3党にまで押し上げてきていることを示しており、ここの摩擦も将来の懸念かと。