「5G」は本当に使えるのか?――“国土の6割が山地”の日本における問題点
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注目のコメント
5Gの問題は書かれている通り、直進性の高さと到達距離の短さです。
しかし、プライベート5Gなどでは利点になる可能性もあります。
面的に地方まで整備の場合は、ミリ波帯でない方式をメインに使うでしょうし使い分け、住み分けができるでしょう。
それよりも問題は何に使うのか。根本的な活用法がまだまだ確立されていない事でしょうか。
4Gも最初は全然別方面のアプローチで使い方もこなれてませんでした。普及が進む中で今回も形になるのでしょう。山登りよく行きますけど、今でも3Gしか使えないエリア結構ありますよ。
20年前、有線のインターネットがブロードバンド化した時も、「光ファイバは折れると使えないので管路が必要になる、だから一般家庭では難しい、ADSLや電力線使ったインターネット(PLC)も選択肢だ」とか言ってました。
「ケータイは電波が強くてペースメーカーの誤作動招く、少電力なPHSが」
「データセンターにサーバー置くとカネがかかる、社内にサーバールーム作って置いとけばいい、どうせ大したデータがある訳ではない」
新しいモノが出てきたら問題は出ますが、大体後から解決されてます。
一方でコンテンツの問題については、ダイヤルアップから常時接続になった時も「コレで料金気にせずエロ画像が見れる」くらいの感覚でしたよ(笑)当時は何メガも必要なコンテンツがなかったのです。高速回線必要なコンテンツがあるから土管を作るのではなく、逆なのです。
リニアを引き合いに出す人がいますが…東海道新幹線出来る前は東京大阪間は「銀河」みたいな夜行急行で行くのが主流て、「確かに高速で移動できて快適かもしれないが、夜行使えば出張先で朝から夜まで時間使える、新幹線など無用の長物」と言われたものです。
ココのコメント見てて、日本はITというか新しい分野の技術じゃ絶対に世界で勝てないと思いました。
ローテクやニッチ分野を磨いて生き残るしかないですね。5Gだろうが何だろうが、便利な道具が一つ増えただけですからね。
その新たな道具をどう活用し使いこなすかはまた別の話。
ところで関係ないけど、LPWAの説明(それ自体は有意義でしたが)に対しての例えにかつてのパソコン通信を持ち出している記述が、ぎりぎりパソコン通信の末期(1990年代後半から21世紀初頭にかけての5〜6年)を実際に体験していた世代としては非常にもにょる💧
文字通信が目で追える遅さって2400bpsレベルの話でしょ。私がパソコン通信を始めた94年には既に9600bpsや14400bpsが普及途上で、私が初めて買ったモデムも9600bpsでしたが、テキスト通信に限ればスクロールが高速でとても読めるスピードではなかったですね。
(大手商用BBSのニフティでは当時、2400bps以下は1分10円、9600bps以上では1分25円と接続料金に差をつけていたのでおいそれと高速通信を使えなかったのも事実ですが)
そんな時代を経験している身としては、通信速度が数百kbpsも出るなら上等じゃい、と思ってしまう(苦笑)
パソコン通信の例えに沿うなら、先述のパソコン通信末期と時代が被りますがインターネット商用利用解禁直後の、日本国内での一般利用としては黎明期といえる90年代末期〜2000年代初頭の辺りが適切なのではないですかね。この頃はアナログモデムの通信速度は最終形態の56kbpsで、あるいは「64、64、128♡」と中居正広がCMしていたISDN(64kbps、ないし2回線同時接続による128kbps)での接続が一般的でした。
当時を体験していた方なら御存知でしょうが、この速度はのちに登場する「ブロードバンド」ADSLとは異なり動画はおろか画像の送受信にも向きません(ウェブサイトの表示の際「画像描画が見える」レベル)。このため画像や音声を多用するリッチコンテンツの送受信は困難ですが(定点観測的に数秒ごとのコマ送りでいいならいけるか?)、情報量がさほど多くなくてもよい用途であれば十分に活用可能なんですよね。