ラグビー選手に「日本ではタトゥー隠して」世界で論争に ワールドカップ
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彼らは価値観が違うことも、違いを認める事もわきまえている。この姿勢を私たち日本人は学んだ方が良いと強く思う。
私たちもこの姿勢があれば、千葉が大変な時にラグビー見るのはおかしいとか言ってしまう価値観の押し付け論議はなくなるはず。
"キャプテンのジャック・ラムは「私達の文化でタトゥーは非常に一般的。しかし、私達は日本のやり方に敬意を払いたい」と、その意図を語っている。"外国人に「タトゥーを隠して」と思っている日本人はどのくらいいるのでしょうか?少なくとも私は思っていません。
ベッカムやメッシがタトゥーをしていても、「これが海外の文化なんだ」と理解しています。
日本人が嫌がっているのはタトゥーという外側のアイコンから類推される「反社会的勢力の方々」ですよね。
そのため、「タトゥー」+「日本人」+「サングラス」+「派手なスーツ」+「高級車」なら、ちょっと怖いなあと思いますが、
「タトゥー」+「日本人」+「若い人」+「ファッション思考」なら好きにすればという感じです。タトゥーしている芸能人の方々に対して、別に怖いとかやめてくれとは思いません。おそらく「反社会的勢力」ではないだろうと思っているからです。
桜吹雪で有名な「遠山の金さん」も受け入れられている理由は、「反社会的勢力」ではないことが明白だからだと思います。
「日本はタトゥー禁止」っていうのは、反社会的勢力チェックがタトゥーの項目だけに全振りした結果、「反社会的勢力」って言葉さえも言うのをはばかった結果だと思っています。
なので、それら「反社会的勢力」とは全く関係のないラグビー代表選手や海外の人にはタトゥーを隠さずにもっと自由にいてほしいなと思います。オセアニアではタトゥーは文化です。
タトゥーひとつひとつに意味があり、カッコいいという理由で入れている訳ではありません。
それを日本のモノサシで測って「隠してほしい」と言うのは、あまりにも視野が狭いと感じます。
筋骨隆々の黒人に、日本では夜は街に出歩かないでほしいと言いますか?目しか出さないイスラム教徒の女性に、日本では帽子で代用してほしいと言いますか?
いずれも差別的で、外見や宗教が違うことへの不理解から起こる偏狭な意見です。
タトゥーを隠せというのは、これと同じレベルです。
かなりこだわったタトゥーを入れている方も多いので、むしろそれをアートと捉えてみるのはいかがでしょうか?
英語で「そのタトゥーのデザインは独特だね!なにか意味でもあるの?」とか聞けばきっと教えてくれます。
そうして一人ひとりの理解が進めば、いつか日本も異文化を受け入れられる土壌が育つのではと思います。