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旅客機が一気に9千メートルの急降下、乗客パニック 米デルタ航空便

CNN.co.jp
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  • 国内航空会社 気象予報士

    一般にDecompressionと呼ばれる状態で、機内の与圧系統に障害が発生したものと考えられます。実際にマスクが落ちていますから、機内の気圧が急激に下がっている計器表示がされ、これを受けてパイロットが手動でマスクを落としたか、あるいは基準を超えて気圧が下がったため自動で落下したものと推測されます。

    今回は高度39000ft(約12000m)で巡航中であったものの、この高度で与圧がないと人間はおよそ15~30秒ほどで意識が混濁し、そのまま死亡してしまいます。ですから、飛行機に乗っていてマスクが落ちてきたら、何はともあれマスクを確実につけてください。落ち着いてマスクをつければ数秒です。お子様など介助が必要な方についても、まず自分のマスクをつけてからにしましょう。

    機内の酸素も、せいぜい15分程度しか持ちませんので、飛行機はマスクがなくても大丈夫な高度10000ft(約3000m)まで緊急降下します。航空路から左に少し外れて、他の機体とぶつからないように、また速度制限を超過してしまわないように注意しながらおよそ10分弱で降下します。管制官への連絡は初動対応が終わってから実施します(会社への連絡はさらに後回しです)。パイロットは訓練の過程から、こういった操作は体で覚えるレベルでしみついています。

    緊急降下は航空業界ではそこまで稀ではなく、たまに発生しています。日本でも今年6月に、ANAの787で与圧系統に問題が生じたとして緊急降下がありました。
    乗客のみなさまにはご迷惑をお掛けしますが、マスクが落ちてきたらまずは落ち着いてマスクの酸素を吸っていただきますよう、お願いいたします。


  • 株式会社インターネットイニシアティブ ビジネスリスク・データ保護コンサルタント CIPP/E 中小企業診断士

    客室内与圧の減圧(キャビンプレッシャーアウト)と呼ばれるものでしょう。
    高高度で飛行する航空機は、客室内の気圧を上げることで気圧差をカバーしていますが、エアー漏れやコンプレッサー異常などの加圧不足により一定の気圧が維持できなくなると、与圧なしでも人への酸素供給上問題が少ない約8000フィート(約2600メートル)まで「急いで」高度を下げます。巡航高度が約30000フィート以上ですので、結果的に9000メートル以上の降下になります。
    与圧が減圧されると客室内の酸素濃度が下がるので、飛行機は最大降下率で降下し、併せて酸素マスクが作動します。
    私も前職では搭乗勤務中に何度かそのような事態に遭遇しましたが、パイロットは冷静に対処していますので、乗務員の指示に従って落ち着いて行動するようにしてください。


  • U of Michigan 教授 (機械工学), 副学科長

    こまります、デルタさん よく乗るんですから。。。

    ぶじで何より


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