[19日 ロイター] - 三菱重工業<7011.T>傘下の三菱航空機は19日、カナダのモントリオールにエンジニアリングと設計のセンターを開設する計画を発表した。国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の開発を支援する拠点とする。

新拠点は操業の初年度に約100人の雇用を創出する見通しとしている。

三菱重工業は今年、スペースジェットの販売を支援する世界的な保守およびサポート基盤確保のため、カナダの航空機・鉄道車両大手ボンバルディア<BBDb.TO>から小型ジェット旅客機CRJの事業を5億5000万ドルで買収することで合意していた。

ロイターはこれまでに、新しいセンターは日本とシアトルの拠点と共同で、65─76席と小型なスペースジェット機種M100の開発を支援することになると報じている。