外貨建て保険、販売に新資格 生保協が銀行と協議
日本経済新聞
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変額保険も昔問題となりました。
リスクを説明すればする程「商品のリスクが高い」との印象を与えるので、そもそも売り手とはコンフリクトがある話です。
よって、短期的な手数料収益の目標ではなく顧客の満足度や長期的なリレーションなどを個人の業績評価の基準にしないといつまでも繰り返す問題です。外貨建て保険の販売において苦情が出ているのは、銀行窓口の営業員のせいではないと思われます。
なぜなら、外貨建て保険の営業員は投資信託や外貨も扱う人たちなので、リテラシーとしては十分に足りているはずです。
ですので、資格制度を作れば苦情がなくなるということではないはずです。
問題の根本は商品自体が複雑なのと、説明時には知ったかぶりしていた顧客が商品を買っていることが問題なのです。
外貨建て保険は、その外貨において元本保証され、予定利率や返戻率が高いことが売りなのですが、
為替の変動によっては、利息がついても元本割れしてしまいますし、円を外貨にする、外貨を円に戻す為替手数料が悪くても元本割れしてしまいます。
つまり本当の意味で元本保証ではないのです。
しかし、外貨建て保険のパンフレットには元本保証と書いてあります。