アマゾン、40年までにカーボンニュートラルに EV10万台発注
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内外の批判圧力に屈した消極的対応。
1万人以上の社員が自社のエコ無策に抗議し、1000人が職を辞する騒ぎになっていた。ちなみにこの発表でも生温いとして自体は収まっていない。
外部からはいわずもがなSGDs真っ盛りのご時世、GAFAで唯一再エネ100%にコミットしていなかったAmazonは批判の的だった。
事ここに至るまでがんとして対応してこなかったそのココロをベゾスには聞いてみたい。きっと凡人には思いつかない何がしか思うところがあるのだろう。AmazonがEVを大量購入。注目点は3つだと思い
①EVへの需要
②トラックを買うということで、より自社物流網への強化
③購入するのはRivianからで、RivianはAmazonの投資先。Kivaなどのように自社化する?2019年2月のラウンドはAmazonがリードして7億ドル調達。ただその後4月(リードはFord)、9月(リードはCox Automotive)にもラウンドがあり、そこで合計8.5億ドル調達。にしても一気に調達しまくっている最近のESG投資の流れを受けて、機関投資家などの株主に配慮するとともに「グリーン投資家」からの資金調達を容易にする狙いがあると見られる。
アマゾンは再生可能エネルギーの使用量を30年までに100%にするとのことで、これはGoogleなどが既に宣言していて、GAFAから世界各国の大手企業に広がっていく動きと見られ、日本でもパナソニックも同様の宣言をしている。
それ以外にも数日間100%再生可能エネルギーで電力供給した国(ポルトガル)や空港(米テネシー州)があります。
最近では太陽光パネルのコスト低減により経済的にも化石燃料焚きの発電所のコストを下回ってきていることがこの流れを加速しています(面積や日照量も確保できる中東や北米中心に)。
後は蓄電池のコストが下がれば再生可能エネルギーの独壇場になるでしう。
欧米の年金基金や保険会社等の環境・社会に配慮したESG投融資は実際に企業の行動に強い影響を与え始めています。