集めた個人に関する情報の目的外利用が横行する人材紹介業界の百鬼夜行(山本一郎)
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注目のコメント
求職者が情報提供にオプトインしていないのがなにより一番問題。
エージェントと人事のあいだで駆け引きがあるのだとしたら何が有利な交渉となるのか求職者にはよく分からないので、どうするべきか理解できないこと。
そして業界標準も出来上がっていないスコアリングという代物をただちに信頼するのか、さらには特定の企業が独自に作ったアルゴリズムを信頼するのかという問題。
広告のオプトインなら「あなたに最適な広告が表示されるために」かもですが、HRの場合「希望企業に最も有利なオファーを受けるためなら」このような情報なら開示してもらって構わないと具体的に列挙してもらった場合に、果たしてデジタル上でよく読んでオプトインするかなぁ?
デジタル化には決して反対では無いのですが、広告→購買行動へのステップ数と重さにかなりの隔たりがあるし、成果報酬額も桁違い。
開示内容のオプトインについては、不動産取引と同じくらいには対面説明義務はある気がします。人材紹介の業界では、確かに個人情報の取り扱いが粗雑なことはあります。
厚労省や業界団体がわかりやすい事例集を作成して公表するなどして、業界全体のリテラシーを高める必要があるのかもしれません。