[東京 18日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ小幅にドル高/円安の108.25/27円。

前日海外市場でつけた1カ月半ぶりの高値108.37円にはとどかなかったものの、米長期金利が1.81%台に持ち直したことや、日本と中国の株価がプラス圏で推移したことなどで、ドルは小じっかりだった。

米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を目前に控え、前日の米短期市場でオーバーナイト金利が高騰し、ドルの短期金利が全般に上昇したことを受けて市場では、米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和を年内に再開するとの見方も浮上している。

FRBは7月末のFOMCで、従来の縮小停止計画を2カ月前倒しし、8月1日付でバランスシート縮小を停止することを決定した。

市場はFOMCが18日に、7月会合に続いて25ベーシスポイントの追加利下げを決定することをほぼ確実視している。過去の例では、利下げ後の株式市場の反応は一様ではなかった。