サウジ攻撃の武器はイラン製 連合軍発表
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注目のコメント
フーシが使っているドローン、カセフはイランのドローン、アバビル2K、又はアバビルTの廉価自爆型であるというのは以前からの通説です。
因みにレバノンのヒズボラも同型のドローンを持っていて、たまにイスラエルの基地を攻撃したりする中東ではありふれた機種でもあります。(イスラエルの方も同様に自爆ドローンで報復したりする)
このように武器がイラン製だからといって、イランによる攻撃とは限りませんし、ペルシャ湾方向から攻撃されたからといって弾道ミサイルと違ってドローンはどんな進路も取ることができるので別に証拠になりません。
レーダーによるドローンの航路が発表されれば一発なのですが、それが出てこないあたりプロパガンダが疑われるところです。(別にイランが正しいというわけではありませんが)
それはともかく何より今回驚いたのは現場の衛星写真で、それぞれの施設に見事に一つづつ綺麗に小さな穴が開いています。
カセフは有人による常時誘導ではなく、事前プログラムのGPS自律攻撃型なので命中精度が悪いと思っていたのですが、こんなに凄い命中率だとはビックリです。
安価なドローンが、これまで弾道ミサイルをほぼ100%防いで来たサウジの防空網を突破し、これほどピンポイントな攻撃が可能だとなると、それこそ世界の軍事常識が変わる出来事かもしれません。
(追記)
今回のドローンの命中精度が高すぎるのは土屋先生も指摘の通りで、現場に協力者がいた可能性は否定できないですね。
又今回のドローンはカセフの系列ではなく、以前リアド攻撃に使われた新型のサマド3の可能性がありますが、このタイプはほとんど情報がなく誘導方法は不明です。え、
> 米当局が入手した衛星画像では攻撃が北あるいは北西の方向から実施されたことが示されている。これは、攻撃がペルシャ湾(Persian Gulf)北側のイラン、または同国がさまざまな武装集団を支援しているイラクから行われたことを示唆している。
弾道ミサイルじゃなくてドローンなんだから、旋回して飛んできた方向の逆から攻撃もできるのでは、、、?北イエメンのフーシであれイラク国内のシーア派組織であれ、軍事支援はイランから受けているのでそりゃイラン製ですよ。
重要な論点は、油田攻撃にあたってイランが直接手を下したのか、はたまた武装組織の独断によるものか、という点です。残念ながら、そこが曖昧になったままイランという言葉が勝手に一人歩きしているのが現状です。