この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
この記事の著者 / 編集者
この記事に関連するユーザー
この連載の記事一覧

【今村久美】カタリバが、あえて「全国に拠点を作らない」理由
NewsPicks編集部 168Picks

【今村久美】行政の手が届かない家庭は、子ども支援のDXで救う
NewsPicks編集部 118Picks

【今村久美】災害時に必要なのは「物資の支援」だけじゃない
NewsPicks編集部 80Picks

【今村久美】日本が失いかけた「大切なもの」は、被災地にあった
NewsPicks編集部 105Picks

【今村久美】学校と手を組み、教育の「ポジティブな代案」を
NewsPicks編集部 135Picks

【今村久美】絶望する若者に「学び合いの場」を提供したい
NewsPicks編集部 186Picks

【新】今の日本を分断しているのは「目に見えない格差」だ
NewsPicks編集部 484Picks

【木村光希】「お別れの質の追求」に終わりはない
NewsPicks編集部 54Picks

【木村光希】社員からの大反発を招いた「葬儀会社の組織化」
NewsPicks編集部 69Picks

【木村光希】もし、自分の余命が「半年」しかなかったら?
NewsPicks編集部 173Picks
ーーー
日本初のLCC(Low Cost Carrier)として、2012年3月に運航を開始したPeach(ピーチ)。関西国際空港に拠点を置き、「空飛ぶ電車」をコンセプトに掲げるなど、従来の航空会社とは一線を画す独創的な発想や戦略で、低コスト化を実現してきた。2019年11月にはバニラエアを統合し、アジアのリーディングLCCを目指している。
そんなPeachをゼロから立ち上げ、牽引してきたのが、CEOの井上慎一氏。「日本とアジアのかけ橋になる」というPeachの使命は、中学時代からアジアとの縁に導かれた、井上氏自身の使命でもあるという。
井上氏のリーダーシップの原点や、LCCを天命とするに至ったルーツなどから、その哲学に迫る。(全7回)
■第1回 日本初のLCC「ピーチ」をゼロから立ち上げた男の天命
■第2回 弱音は吐くな、途中であきらめるな
■第3回 リーダーたるもの、最後に責任を取る覚悟を持て
■第4回 天安門事件とANA「奇跡のハンドリング」で転職を決意
■第5回 LCC界のレジェンドに学んだ低コストとおもてなし
■第6回 「おもろい」工夫から、新たな価値が生まれる
■第7回 「空飛ぶ電車」で顧客の人生に彩りをもたらす
名前の由来から、経営思想まで読めて嬉しい。
そこまでやっているとは、驚きました。
「しかも、現在のチェックイン機のボディは、よく見ると低コストの段ボール製になっています」
既得権益であった航空業界に対して「空飛ぶ電車」のコンセプトで見事に確固たる立ち位置を得ている。
更に、低コストでサービス維持を行う為に、例えばチェックイン機がダンボールで作られているなどとても驚いた。
まず思いつかない。
また、「空飛ぶ電車」がコンセプトだからこそ、
チェックインがICカードでサラッと入れるJR改札などに似せ、
自分でチェックイン手配し、10秒で終わるなど、
この点もニーズもコンセプトもサービスも全て合わせた設計に。
ただ安い、ではなく、そこに本質が詰まっていて、
全てがストーリーとして繋がっているから成功しているという事がよく分かる。
日本では「格安航空会社」と理解されることが多く、JALやANAと比べて、「安かろう、悪かろう」というイメージを持たれることが多いです。
しかし、ローコストは「格安」という意味ではなく、「低コスト」を意味します。
運賃を抑えるためにお客様へのサービスをないがしろにすることは決してなく、徹底した低コストによって生産性を向上させることで、低価格の運賃を実現しているのです。
との事。
完全に勘違いしてた。
鶴丸派の私が言うのもなんですが、伊丹羽田間をpeachが運行してくれたらみんなそっちに流れちゃうんでしょう...だから飛ばせられないんでしょうね。
いろいろな工夫をされているところも素晴らしいです。
LCCは何の予定もなく、帰省のために使ったり、のんびり過ごすために使ったりするのであれば良いとは思います。
ですが、私はLCCに乗ることはありません。
理由は天候等の理由で便がキャンセルした場合に何の手立ても打てなくなるからです。
出張にしても旅行にしても、私はきちんと予定を立てます。もちろん、時間通りに全てうまく行くのが望ましいです。
しかし、天候等回避できないリスクは存在し、リスクヘッジには限界があります。
LCCは便がキャンセルされた場合、振替をしたとしても便数が少ないため、リスクが大きく、場合により、出張や旅行が中止になってしまいます。