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これが実現するとすごいインパクトです。

中国は仮想通貨ビジネスを中央銀行である中国人民銀行が実質的に規制しています。その中国人民銀行がLibraのようなデジタル通貨を発行するとの記事です。各国のレギュレータがLibraの是非について議論している間に、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC)が実現するのでしょうか?

「また、人民元の国際化をサポートするものとして期待されている。」
人民元がグローバルの決済通貨になりうるのか。

中国の動向に目が離せません。
今後のデジタル経済の進展により、国内だけでなくグローバルに通用するデジタル通貨が経済活動に普及していくと想定され、民間企業だけではなく様々な国家がデジタル通貨の発行を進めようと動き出すことは容易に想像できることから、我が国においても金融政策の有効性を確保する観点から中央銀行が発行するデジタル通貨であるセントラル・バンク・デジタル・カレンシー(CBDC=Central Bank Digital Currency)の発行を検討する必要がある。

国際通貨基金(IMF)が2019年7月15日に発表した報告書「デジタル通貨の台頭(The Rise of Digital Money)」によれば、将来、現金や銀行預金は、通貨建で表示される電子マネーや米ドル等の法定通貨にペッグされたデジタル通貨との競争に直面し、凌駕される可能性すらあるとしている。それと同時に、電子マネーやデジタル通貨の価値の安定性に対して疑問を呈している。

そこで、この疑問に対応するために、同報告書では官民共同のソリューションとして、中央銀行が準備預金による信頼性と効率性を提供しつつ、民間セクターが規制の下、消費者と対話しイノベーションを起こすことを可能とする「Synthetic CBDC(シンセティック セントラル・バンク・デジタル・カレンシー)」を提案している。

こうした世界の状況を鑑みて、 私から政府に対して質問を投げかけたが、日本におけるデジタル通貨の発行を検討することに余地を残しつつも実質ゼロ解答。

日本政府には、金融に強い人財はいるが金融×Techの総合力に長けている人財がいないのではないかと心配になる。

中国やスウェーデンなどが国家によるデジタル通貨の発行準備を進めている現状にもっと危機感を抱いて、政府としてもっと真剣に金融とテクノロジーの進化がもたらす影響と対応に関する具体策を考えた方が良いと思う。


◆CBDCに関する政府との議論
https://www.neweconomy.jp/features/politician/31302
いよいよ国境すら取っ払いそうな、政府の中央銀行管轄でないというのがLibraの大きな特徴な気もするのだが、中国政府の発行するデジタル通貨と概ね電子化されている人民元の差はどこになるんだろうか。Libraとはシステムとしての設計が似ているとのことだが。

「すでに中国では電子決済が広く採用されているが、デジタルで使える不換通貨の切実なニーズが依然として存在する」の部分がよく分からなかった。すでに人民元がデジタルで使える不換通貨になっているのでは、と。

ともあれ「中国はデジタル通貨/電子決済システム(DC / EP)と呼ばれるものを活用し、現在流通する現金コストの削減、マネーサプライ管理の強化を目指している」というのがこのスピード感でできるのは良くも悪くも一党独裁の強さか。強いリーダーシップはうまくワークすると、当然だが非常に強い。
これは凄いインパクトになる。人民元の国際化の大きな後押しに。Libraは2020年後半にスケジュール後ろ倒しになったのとは真逆。

中国人民銀行高官「我々が発行するデジタル通貨は、FacebookのLibraに似たものになる」と発表